雨漏り
目次
- 1 雨漏り
- 1.1 ■はじめに
- 1.2 ■雨漏りが発生したらどうすればいいの?
- 1.3 ■火災保険を活用して保険で修繕リフォームができる
- 1.4 ■見積もり依頼は「火災保険」の申請ができる工務店へ依頼しよう
- 1.5 ■天井や壁に亀裂がある場合。亀裂の原因って??
- 1.6 ■修繕したいけど修繕費用を安くしたい場合
- 1.7 ■なぜ雨漏りをするのか?
- 1.7.1 1、棟喚起からの雨水の侵入
- 1.7.2 2、防水処理やルーフィング材などをきとんと施工していない場合(少ないと思いますが、、、)
- 1.7.3 3、経年劣化による防水処理の耐久年数が悪くなった場合
- 1.7.4 4、屋上の防水の劣化による雨漏り
- 1.7.5 5、瓦やコロニアルの下に葺いてある防水シートの老朽化による雨漏り
- 1.7.6 6、施工不良による雨漏り
- 1.7.7 7、屋根の塗装、コーキングによる雨漏り
- 1.7.8 8、一戸建ての2階ベランダの防水劣化・施工不良による雨漏り
- 1.7.9 9、屋根のトップライトの不良、その近辺の防水不良による雨漏り
- 1.7.10 10、雨どいのつまりによる雨漏り
- 1.7.11 11、窓のサッシのパッキンの劣化による雨漏り
- 1.7.12 12、瓦やコロニアル等の屋根材が突風等で飛んでしまった雨漏り
- 1.7.13 13、太陽光発電や太陽光温水器等の設置による雨漏り
- 1.7.14 14、アンテナの設置などで直接ビスなどをねじ込んだ事による雨漏り
- 1.8 ■雨漏りを修繕する際の注意点
- 1.9 ■家屋内の湿度が高い場合
- 1.10 ■屋根工事の平米単価
- 1.11 ■屋根部材(コロニアル)
- 1.12 ■屋根部材(瓦屋根)
- 1.13 ■まとめ
- 1.14 ■「らいふぱる」の簡単なご案内
目次
■はじめに
急な豪雨の後に天井に雨ジミができていたり、雨が降ると天井から雨水が滴り落ちてくるような場合など、あきらかに「雨漏り」が原因だという場合は誰が見てもわかりやすいのですが、一見すると雨が屋根裏に侵入していないように見受けられるような時もあります。
屋根は雨や雪が降ってきた時に家屋内に水の侵入を防ぐ大切な役割を持っています。屋根が傷むと必然的に水は上から下へと降りていきますので、自分の家を傷める前に屋根が悪くなっている場合は修繕を行いましょう。
■雨漏りが発生したらどうすればいいの?
基本的には「雨漏り」が発生したらば、一時的に穴を特定してふさぐという事を行ってあげれば「雨漏り」は止まります。ですが、すでに「雨漏り」が発生している場合には、屋根裏にある建築部材である「断熱材」「垂木」「野地板」「下張り受け材」「垂木つなぎ」などなど屋根全体を構成している建築部材が既に雨水を吸ってしまっていて「カビ」が生育してしまっているような場合があります。
雨漏りを発見したら、水を吸ってしまった建築部材は交換するか、なにかしらの対策案を考えて早急に屋根をきちんと修繕することが大切です。
住宅は人間の体と一緒で既に雨漏りが発生している場合には、1個の原因を取り除いて一時的な応急処置を行ったとしても、その歪が別の個所へと負担がかかり必ず、近いうちに「雨漏り」が再発する可能性が非常に高いのです。
そんな、差し迫ったあなたでも、
「修繕するのに貯金してきた貯蓄から大きな支払いをして工事をしなきゃいけないのは、、、」
上記のように思うはずです。上記は大きな誤解です。確かに工事には費用が掛かりますが、皆さん一つ大きな忘れ物をしているケースを見てとれます。
■火災保険を活用して保険で修繕リフォームができる

そうです。大抵のお家は「火災」になった時の為に「火災保険」に加入されていると思います。そうです。この「火災保険」は火事になった時だけに使える保険ではありません。
通常、「火災保険」は屋根や外壁などに損害を被った際にその補修工事費用を負担する特約や規約などが盛り込まれております。火災保険を使えば費用の全額を保険で工事する事ができるパターンもあれば、または費用の一部だけ自腹清算をして残りの部分は保険で修繕できる。といった具合に全額の費用を家主が負担しなくてもよくなります。
皆さん以外とこの事を知りません。それに「火災保険」って一度使っても保険料も上がりませんし、契約期間中であれば何回でも損害を受けた場合に請求することができる「もの凄く良い保険」なんです。みなさん知っていましたか?
契約者の方であれば、どなたでも申請することが可能です。ただし、ここに一つ落とし穴があります。
保険料を算定するのは保険屋さん行っていますが、保険申請の基本は「被害者」が損害の状態や事実を立証する責任があります。要するに「火災保険」の満額費用が200万円だとすると、ただ写真だけを貼って保険会社へ申請した場合には10万円の保険費用しか認められないという事になる可能性があります。
これは、被害状況を立証するのは「被害者立証責任」があるからです。「いつ」「どこで」「何が」「どのように」「どんな被害を」「発生原因」「発生事象との因果関係」などそのすべてをきちんと立証して初めて「正規」の火災保険費用を受け取る事ができるのです。
※弊社では「火災保険」の申請手続きのご案内や被害状況調査と被害状況の申請も行っております。
■見積もり依頼は「火災保険」の申請ができる工務店へ依頼しよう
理由は簡単です。保険会社には保険監査人「調査員」と呼ばれる建築や保険料率を算定するスペシャリストがいます。依頼する工務店が屋根や外壁に対しての技術的な知見やノウハウを蓄積していれば「保険調査員」の方が納得できるようなきちんとした説明資料を作成する事ができるからです。
保険屋さんはバカではありません。保険を使用して支払う為には申請が適正かどうかを調査する、その分野のスペシャリストが対応します。保険や助成金に詳しくない工務店は、腕は良いかもしれませんが、建築に関する書類整備などに弱い場合があります。
ただ、通常 しっかりした工務店や1級建築士事務所であれば「火災保険」や「地震保険」に対しての診断や調査などはできますので、依頼する場合はそのような専門家に依頼すると良いでしょう。
■天井や壁に亀裂がある場合。亀裂の原因って??

天井や壁に亀裂がある場合は、簡単な物であれば「石膏ボード」が家屋内の湿気を吸ったり、乾燥したりと繰り返すうちに縮んだり伸びたりして、いわるゆ「経年劣化」による建築部材の通常の劣化によるヒビ割れや亀裂があります。これは、表向きだけ亀裂が入っているだけですから石膏ボードを交換すれば問題ありません。
よって数万円で修繕ができてしまうので、いつでも修理が可能です。
ただ、厄介なのが「表向き」天井に雨ジミもなく、天井から雨が滴り落ちてくることもないんだけれど、亀裂が入ってドンドン大きくなってきているような場合があります。
1階は亀裂が入っていないのに、2階だけ亀裂がある、、、こんな場合は屋根の中に雨水または多量の湿気がこもってしまって「垂木」やその他の建材が重くなってきて屋根が一部下がってきている。なんて事も考えられます。
もちろん、雨水だけが原因ではありません。地震とか欠陥住宅とか、防水処理が甘いとか、屋根裏の喚起がうまく行かない構造だったりとか、、さまざま原因はあります。
雨漏りがしていなくても屋根裏を解体してみると、断熱材に「カビ」が生えてしまっているような場合があります。
黒く斑点のようになって見える部分は屋根裏に設置された断熱材に生育した「カビ」となります。


このように、屋根が傷む原因は外部からの雨100%じゃなくても 外からの雨が30%。室内からくる湿気70%など内部からの湿気でも喚起がうまく機能していなければ部材は湿気を吸い、断熱材も湿気を吸い「カビ」が生え、建築部材は長い年月をかけて悪くなっていきます。
■修繕したいけど修繕費用を安くしたい場合
修繕を安くしたい場合は、はっきりいって屋根を安く工事する為には「安い」部材を使用して腕が悪い職人で工事を行うことになります。その結果が今のあなたの家なのです。建売などの場合はコストを圧縮する為に突貫工事でやっつけ仕事をする為、腕のいい職人、良い部材などを使用していません。
安く工事を行うとまた、同じことの繰り返しです。
■なぜ雨漏りをするのか?
通常、雨漏りの原因として考えられる代表的な原因は
1、棟喚起からの雨水の侵入
2、防水処理やルーフィング材などをきとんと施工していない場合(少ないと思いますが、、、)
3、経年劣化による防水処理の耐久年数が悪くなった場合
4、屋上の防水の劣化による雨漏り
5、瓦やコロニアルの下に葺いてある防水シートの老朽化による雨漏り
6、施工不良による雨漏り
7、屋根の塗装、コーキングによる雨漏り
8、一戸建ての2階ベランダの防水劣化・施工不良による雨漏り
9、屋根のトップライトの不良、その近辺の防水不良による雨漏り
10、雨どいのつまりによる雨漏り
11、窓のサッシのパッキンの劣化による雨漏り
12、瓦やコロニアル等の屋根材が突風等で飛んでしまった雨漏り
13、太陽光発電や太陽光温水器等の設置による雨漏り
14、アンテナの設置などで直接ビスなどをねじ込んだ事による雨漏り
原因はあげればキリがありません。
■雨漏りを修繕する際の注意点
まず、雨漏りが発生したからといって、いきなり工事を行う前に大体の原因を特定していかなければなりません。生活スタイルから築年数、在来工法なのかツーバイフォー工法なのか、などなど原因を特定する為には、屋根を実際に開いてみた経験がある人間や施工した経験がある人間でない限り原因特定は非常に難しいでしょう。
通常はベテランの大工さんか、1級建築士、2級建築士、2級建築士補、または現場監督さんでも、その分野で、それなりの棟数を経験してきた人間でない限り、原因特定は非常に厳しいです。
■家屋内の湿度が高い場合
天井や壁に亀裂が入っていたとしても、それが屋根裏への雨水の侵入という理屈には結び付きません。室内に洗濯物を干している場合、アクアリウムなど室内で水槽を設置して魚などを飼育している場合などなど
室内から湿気を多量に発生させる原因は非常に多く存在しています。また、その発生した湿気がどのような年数で、どんな場所に影響を与えている可能性があるというのは室内を細かく現状保存して記録を残し、調査していけば湿気が多い部屋や階には必ずどこかに「カビ」さんが群生している箇所を見て取れることができます。
カビがない場合でも湿度計が非常に高いなど、数日記録をとってみれば数値ですべてわかります。とくにツーバイフォー工法で建築された家屋は築年数が10年を超えてきたあたりから、湿気で悩む方が非常に増えている傾向にあると感じる事が多々ございます。
■屋根工事の平米単価
屋根の工事に関して、弊社では平米単価1,5000円程度から施工を行っております。
■屋根部材(コロニアル)

コロニアルは、屋根葺き材で、薄い人工の化粧スレート板の建築部材の名称です。一般的には軽くて扱いやすく、デザインもスタイリッシュな為、多くの家屋で使われている屋根の建築部材となります。
■屋根部材(瓦屋根)

昔ながらの日本の建築部材で使われていた瓦屋根です。黒や灰色、青など様々に加工されています。陶器の為、非常に上部ではありますが、重量などもあり現在の一般的な住居の戸建てではあまり使われる事が少なくなってきました。お寺や神社など昔ながらの建築物では外観保全の為に瓦の外観を模した金属瓦などが採用されているケースもあります。
■まとめ
雨漏りが発生したら、焦らずに「火災保険」に加入しているかを確認しましょう。そして、火災保険の申請ができる屋根工事を行っている工務店へ見積もりと原因の特定を行う事をおすすめ致します。
雨漏り
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■「らいふぱる」の簡単なご案内
弊社では、庭木や植木などの伐採や剪定、その他にも土地や空き地の整地工事などにも対応しております。外構工事や家屋内のリフォーム工事から不用品回収などの家財や遺品整理も行っております。初夏から冬までは害虫駆除などで蜂の巣駆除や白蟻駆除から害獣が活発に活動する為にご依頼が増加し通年を通して家屋やアパートなどの解体工事のご依頼がございます。
その他、通年を通してご相談頂いている分野としては家屋リフォームやリノベーションからお庭の外構工事などとなります。お墓の撤去や自然石や庭石処分、庭木や樹木の根の抜根工事や空家や売却をしたい家屋やマンションなどの不動産の買取なども対応しております。
その他には雨漏りに伴う屋根工事や内装の壁に亀裂が入った際の壁紙補修なども対応しています。お家の設計から土地の開発工事などの造成工事も対応しておりますので住居に関連した様々なお困り事の全般に対応させて頂いております。