池の解体撤去や埋め立て(盛土)の費用と手順

目次

庭や会社の敷地など池があって池を埋め立てる費用や方法、お祓いのやり方などで困っていませんか?

はじめに

ご自宅や敷地に池がある場合に困ることは「飼っている錦鯉や鯉など魚の処遇」と「お祓い」「池を解体する時に周辺インフラに弊害が起こるかどうか?」「井戸終い」この4つが最重要ポイントとなります。1つ1つ解説していきます。

実際の池の解体工事と土工工事の風景となります。

錦鯉や鯉などの魚の処遇について

ご自分で池を解体するような場合には、魚をどうするか悩まれる方がいらっしゃいます。弊社では飼っていた魚が錦鯉である場合には魚を近隣の水産センターや錦鯉などを販売されているお店へ相談させて頂きまして、そちらに譲渡する流れにて無料で受け入れ先を探しております。ご自身で探す場合には友人や錦鯉を販売されているお店、アクアリウムなどの観賞魚のお店に相談してみると良いでしょう。

お祓いについて

お祓いについては弊社としては「重要なポイント」だと考えております。昔から池や井戸には水神様が宿り潰す時はお祓いやお清めを行うものと口伝で語り継がれております。見えない世界の話ではありますが、我々の日本人の祖先の諸先輩方が口伝で伝えられているこういった類の話は本当に注意する必要があると思っています。私自身も不思議な体験や事故に巻き込まれたことがございますので、そういったお祓いをしない工事は絶対に弊社では「スタッフ一同恐ろしくてお受けできない」というルールが設定されたぐらいです、、、。

池を解体する時に周辺インフラに弊害が起こるかどうか?

項目が4つある中で、こちらが一番のネックとなります。なぜならばですが、池が作られている場所が近隣の家屋との境界に近い場所に作られているケースが多々ございまして、池を解体して単純に埋立てしただけですと隣家との間にあるブロック塀や擁壁などの重量物インフラに影響がございます。単純に土だけいれるだけですと、土が柔らかく、塀の基礎がずれて塀が傾いたり、湾曲したり、倒壊してりする場合があります。それが石積みの擁壁となりますと崩落する場合だってあるんです。池は地中に穴を掘って外周をコンクリートで固めているので、その周辺の土が動くことはありませんが固めているコンクリートが取り除かれますと固定していたコンクリートというガードがなくなる為に土圧や重圧の影響をもろに受けます。土壌改良や隣家との塀の土留め工事を万全に行わないと「地震が発生した際に土が動いて隣家の塀や擁壁が崩れてきます

井戸終いについて

井戸終いもは上記についで、重要となります。井戸はいきなり埋立てしてはいけません。必ず半年程度は空気穴を作ってガス抜きなどを行う必要があります。ガス抜きをして土に水をなじませないと地面の下が柔らかくなってしまい周辺の住宅や構造物の地盤沈下の原因になったりしますので井戸がある場合には単純に埋立てしてはいけません。

庭や土地にある池の解体撤去と埋め立ての費用

項目単位金額(税別)
池の解体と撤去1立米12,000円~
池の埋め立て埋め立て用の土1立米3,500円~

池を埋め立てするのにお祓いは必要ですか?

昔から井戸がある場合には、お祓い祈祷をして頂いてから解体や埋め戻しを行う場合が一般的ではありました。ですが、昔ながらの作りの池と昨今の池では作り方が異なりますのでお祓いが必要か必要でないかは大元の水源部分にポイントがございます。

水源は水道水か井戸か?

そうなんです。昔は井戸からくみ上げた水を利用した池がほとんどでした。要するに地球からの恵みを頂くことで水には龍が宿るという言い伝えや風習の中で地中からくみ上げた貴重な水に対して、大雑把な説明とはなりますが水神様のお社を設置してお祀りしたといった流れがございます。

ですが、昨今多くの場合では水道水から引っ張った水で調整をかけることがほとんどでありますので、人工的に作った池の場合でお祓いや祝詞をあげるようなことは行いません。

注意して頂きたいのは元々あった自然な池や水源を埋める場合などは、ほんとうかどうかはわかりかねますが、きちんと神社に頼んでお祓いを相談してから対応するようにしてくださいませ。

池を埋めるときの注意

池の底がコンクリートやモルタルで埋められてしまっているような場合にはかなり注意が必要となります。それはなぜかと言いますと、コンクリートやモルタルを解体したり撤去したりしないで埋め立て(盛土)を行いますと雨が降った時に水が吸収されずにぬかるみのような状態になってしまうからです。下の写真はイメージ公園の池のイメージとなりますが、これをそのまま埋め立てたらイメージはわかりますよね?

池は必ず全てのコンクリートやモルタル、周辺の庭石や砂利などを全て撤去して土だけの状態にしてから埋め立てを行いましょう。万が一、土地を売る時にも地中に埋設物があることになって掘り起こして撤去するなど売却の際のマイナスポイントにもなりますし、知らずに相続した息子や娘なども解体する際に地中からゴミがでてくると余計に費用請求されるおそれもあります。撤去する時は一度で綺麗さっぱりと行うのが池を解体撤去する極意となります。

土留め工事や土壌改良をしなくて良い工事は?

池が小さく、周辺の構造物に影響がでない大きさの池でしたらば単純に土で埋立てだけを行えば問題ありません。

水道の配管などにキズをつけないように工事を行うことに注意をはらいました。

綺麗に撤去が完了しました。水道管などに破損などもなく完了です。

解体した廃材を撤去した後で処分を行い、埋め立てを行ったら完成です。今回のご依頼は、純粋に使わなくなった庭にある池を解体撤去したいというお客様からゼネコン(ハウスメーカー)様へご相談が入り 私どもにて施工をさせて頂きました。

お気軽にご相談下さい。見積無料となります。

池の解体に関するお問合せ>>045-832-8050

メールでのご相談は下記をクリック下さい>>

池の解体と撤去工事について

池の解体や撤去工事の詳細を下記ページにまとめさせていただきましたのでご覧下さいませ。

出張エリア&対応地域

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