耐震診断の費用や耐震補強が必要な理由
目次
住宅の耐震診断やブロック塀、擁壁などの耐震補強などの備えはできていますか?
2022年03月17 0時52分頃に宮城・福島県沖で発生した震度6強の地震ですが、かなりゆれましたね。皆さま食料品の備蓄や水などの備えなど含めて準備されておりますでしょうか?今回のような地震が発生した時に皆さまからご相談頂く特に困った内容をまとめてみました。該当する方は当店のことなど関係なくお近くの専門会社へ相談して対策を練って下さい。きっとみなさまの命を守ることにつながることと思います。
自宅の敷地にブロック塀や擁壁を保有している方へ
自宅の敷地に古いブロック塀はありませんか?大きな地震が発生した後で必ずと言っていいほど相談がくることがあります。「ブロック塀が倒壊した」「塀が傾いた」「擁壁に亀裂が入った」など家の周囲を囲む塀や家の土留めで建設された擁壁や土留め擁壁に亀裂が入ったりする災害事故です。
過去の相談では3.11の大地震の際にですが塀が倒壊して隣家の車をつぶしてしまったや、高台にあるお家の土留め擁壁に亀裂が入り、土がドンドン崩れてきているお宅などニュースにならないだけで様々に小規模から大規模な地震による複合災害を目の当たりにしてきました。
ブロック塀が傾いている方、古いブロック塀を所有している方へ
近年、地震発生も数値で公開されている通り非常に増加しており、古い耐久性のないブロック塀や擁壁などが破損するケースが増えてきました。道路に面したブロック塀は通行人を押しつぶすほどの重量がありますので地震で倒壊してしまうと非常に危険となります。
また、古いブロック塀や擁壁に関しても住宅が上に建築されている土留め擁壁や土留め間知ブロックなどの擁壁も亀裂や崩れてきているなどの災害事故も発生していることから、耐久性がない周辺設備は自分の家族を守る為の行動もそうですが、周囲の方の命を守る為にも自分でメンテナンスを行ったり、専門業者に補修工事を依頼するなど所有者として管理義務も発生致します。
耐震診断と耐震補強はしていますか?
古い住宅ですと特に多いのですが、昔の建築基準法の水準で建築された建物が多く、全損壊することはないにしても家が傾いたり、部分的に地盤沈下で沈み込んだり、外壁に亀裂が入って雨漏りが発生するなど地震対策を行っていないことで発生する地震から派生した人災が非常に多く増加している印象を受けている昨今でございます。
住宅の耐震補強は命を守る行動につながります
住宅がしっかりとしていれば、大きな地震で周辺に甚大な損害は発生しても家族が命をつなぐシェルターとして機能することからも、自分で対策ができる冷蔵庫の固定作業や棚などから物が落ちてこないようにする補強対策など含めて、住宅内部の地震災害への補強対策はしっかりと行って頂きたいと切実に考えております。
住宅内でよく破損する部位はどこか?
地震の後に破損する部分をリストにしておきました。住宅の点検と補強計画の一環としてチェック項目としてお使い下さい。
- 水道管(住宅内部や外部に引っ張った上下水道の破損が多く見受けられます)
- 床下の大引きなど床が沈下したり歪んだりしてドアが開かなくなることが多いです
- 外壁に亀裂が入ることが多い為よくチェックしましょう
- 外壁ブロックの亀裂、損壊、倒壊がないかチェックしましょう
- 土留め擁壁の亀裂、損壊、倒壊がないかチェックしましょう
あげれば切りがありませんが、一般の方が簡単に目視で確認できるような内容は上記の5カ所となります。水道管は漏れていれば水漏れが発生したり、逆流したりする為にあえて項目にいれさせて頂きました。
被害にあわれた方へ
今回の地震によって亡くなられた方へお悔やみとご冥福をお祈り申し上げます。また、怪我をされた方や被害を受けている方については、専門会社へ相談していち早く復旧対策をして頂けるように願っております。
また、被害はなくても本ページをお読み頂いている皆様におきましては「命を守る行動」「災害予防対策」を入念に地震対策をして頂けるようにスタッフ一同こころより願っております。
らいふぱる スタッフ一同より
お気軽にご相談下さい。見積無料となります。
耐震診断に関するお問合せ>>045-832-8050
