お稲荷様に関する疑問を解決!お狐様の置物を御霊抜き(お祓い)の後に捨ててよいのでしょうか?

お稲荷様に関する疑問を解決!お狐様の置物を御霊抜き(お祓い)の後に捨ててよいのでしょうか?

目次

1、はじめに

お稲荷様の祠やお社、鳥居なども含めて御霊抜きや御霊返しなど神社や神職(宮司)の方に執り行って頂いた後にお社や祠、外宮などを撤去しなければなりません。その際に狐様の人形や石の石像などお狐様の形をした置物などをお祓いの後に捨ててよいのでしょうか?という質問を頂くことが多いので解説となります。

2、お狐様の置物や石像は処分してもよい?

「結論から言えば、御霊抜きの儀式や御霊返しの儀式、お祓いなど神事を行って頂いた後は処分することが可能です」

この処分できますよ!というのは伏見稲荷大社さまのほうでも「基本的に神事が終わり御霊をお空や元の神社へお返しした後は捨ててよいですよ」という風に案内してくれます。

3、神社や宮司さんによって異なる廃棄の概念

あまり言いたくはないのですが、神社様の中では業者と結託してビジネス、ビジネスしているような流れで例えばお稲荷様を神社の境内に一度お預かりしてからお焚き上げや処分(廃棄)します。ですので70万円ほどかかります。といった風に「ん?」と思うような神社さんが存在していることも事実です。基本的に日本国のお稲荷様の総本山は「伏見稲荷大社」となり、全てのお稲荷様は伏見稲荷様の分家となりますので、きちんとした神事をした後は廃棄しても問題はありません。

4、とは言っても怖い気がして燃えるゴミや燃えないゴミには捨てられない、、、

人間の心理的には仕方ないことです。かくいう私も、お狐様の置物を捨てるには抵抗がありますので、必ずお米や塩、酒などをあげなおしてきちんと感謝の言葉でお祀りした後に粉々に破砕してから処分するといったことを会社では行っております。

5、神事は神事でも祝詞をあげれば全てがOKになるとは思えない理由がある

神社や宮司、神職の方は「御霊返しや御霊抜きをきちんと執り行った後は問題ないですよ」と私共にもきちんと説明をして頂けます。ですが、お稲荷様を専門的に「宮終い」「修理」「新設」などを行っている私共としては、そうは思えない事象が時折ですが発生することがあります。

私共は霊感商法やスピリチュアル?のような会社ではありませんし、実直にお仕事をさせて頂いている工務店ではございますが、お稲荷様とは別にそれを崇めてきた故人・古人などの方々の念などが残っているのでは?と言ったような気になる事がございます。

6、全ての工事が決定し後は工事だけなのに、、、

ご依頼者様のほうで、神社に相談し御霊抜きの儀式を行い、後は宮終いを行うだけの状態にも関わらず、いざ工事前になると必ず一定数の方で「キャンセル」します。という方がいらっしゃいます。様々な要素はあるのですが、そういったお祀りしていたお稲荷様の現場に限って代々「非常に大切に祀ってきた」というような事があり

宮終い が 修理に急遽変更になったり

宮終い の 工事が天候でまったくすすまなかったり

色々な要素はありますが、撤去をさせないような力でも働いているのか?と思えるような様々な事象が発生致します。考えてわかるものは問題ないのですが、考えてもわからないようなものが時折ある為にお稲荷様を御霊返ししても

工事を行う我々は、お稲荷様以外の方々へ工事をさせて頂きますという挨拶と工事を依頼頂いて感謝しております。という意味で昔から宮大工が行うお清めの作法を取らせて頂いてから宮を綺麗に分解して対応する昔ながらの方法をとらせて頂いております。実際問題、大田区羽田空港にある旧穴守稲荷神社大鳥居は「神職の方がきちんと祝詞を上げたにも関わらず撤去作業の工事を行う関係者が沢山なくなっています」

実際に、私も「御霊抜きの儀式」をきちんとされたお稲荷様を工事させて頂いた後に「米も一緒にあげてくれな~」と誰もいないのに声が聞こえてきたことがございます。私は霊ですとか、そういったものは信じてはおりませんが、実際にお稲荷様なのか?と思い会社の同僚に共有した所、以前は塩と酒でお清めをしておりましたが、今では1品ほど追加されて「塩」「米」「酒」をあげてから宮終いや修理などを行うようになりました。ようするに「祝詞」をあげてもらっただけではダメな場合がある。ということを工事に携わる人間はよく理解してお客様へご案内をさせて頂いております。

7、気にならない方はそのまま捨てても大丈夫です

上記のように、私のように気になった人間は「あれやこれやと昔の作法を持ち出して」から廃棄すれば大丈夫ですし、まったく気にもならない方はそのまま可燃ゴミなど自治体のルールに従って処分をして頂ければ問題ないかと思います。捨てるに捨てれないお狐様やお稲荷様に関連する物がある場合、当店までご相談下さいませ。無料でとはいきませんが、きちんとお清めさせて頂き、いつもお世話になっている稲荷神社でお焚き上げや祝詞を上げて頂きます。それが私共のお役目だと思っております。

8、お稲荷様の修理や建て替え、宮終い(撤去)のご相談の方へ

お稲荷様の件で修理や建て替え、宮終い(撤去)のご相談の方は下記をご覧いただけますと幸いでございます。

お気軽にご相談下さい。見積無料となります。

お狐様(きつね様)に関するお問合せ>>045-832-8050

メールでのご相談は下記をクリック下さい>>

出張エリア&対応地域

下記の地域以外でも担当の宮大工の工務店が地域ごとにおりますので日本全国で対応させて頂いております。当店が行うお稲荷様の祠や外宮の設置、解体撤去や移設・移築工事は下記のエリアのみとなりますが、神社や寺院の修復修繕や建築工事から外宮の制作や上屋・手洗舎の制作から神社や寺院仏閣の美装工事などは日本全国からのご相談に対応しております。

■日本全国で対応中

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当店へお越し頂きまして誠にありがとうございます。「らいふぱる工事部」スタッフです。当店では現場で起こった様々な体験談や新しい工事分野など様々な情報をご案内しております。また、記事全てが同じスタッフが投稿しておりませんので、文章や表現方法、言い回しが変わる事もありますが、是非お時間ある方はじっくりとお読み頂けたら幸いです。