目次
はじめに
ご自宅の1階や2階の床が斜めになっていたり、歩くと凹んだりしていませんか?人によっては床がきしんだり、床鳴りがしていたり色々な症状がでている場合もあるかと思います。本ページでは床が原因で発生する問題を1つ1つ、どういった危険性があるのか?どんな対策が必要なのかを項目ごとに解説させて頂いております。
1、 床鳴りの補修や床の修理をする費用は?
廊下や寝室、2Fからのきしみ音など床やフローリングから「きしみ」「ミシミシ」「床がポコポコする」など何かしらの不具合がでている状態ですと、ウルサイこともそうですし床下がどんな状態か不安になりますよね?本ページでは自分で補修や修理を行う方法と当店へ依頼した場合の基本設定費用などもあわせて記載しておりますので自分で補修や修理を行う方はDIYにチャレンジしてみましょう。
床の傾き(家の傾きなども含む) | 要現地調査(完全無料で診断します) |
床の補修・修理 | 1箇所/8,000円(税別)~ |
フローリングの張替え 工賃 | 1畳/5,800円(税別)~ |
フローリングの重ね張り | 1畳/3,800円(税別)~ |
床のきしみ修理 | 部分補強補修/8,000(税別)~ |
その他のフローリングや床、畳や和室のご相談 | 現場調査必須となります。 |
床のリフォーム工事の工事参考動画となります。
こちらのご相談では、歩くと床がペコペコ沈んでしまい、危険だったのと常時600kg以上の重量物や食料品をキッチンに置きたいという要望から1tまで耐えられるような構造で床下の補強工事とあわせて床のリフォーム工事を実施させて頂きました。工事期間は2.5日で完了となります。
お気軽にご相談下さい。見積無料となります。
床のトラブルに関するお問合せ>>045-832-8050
メールでのご相談は下記をクリック下さい>>
1-1、床から音がする「床鳴り」の原因とは?
床鳴りの原因には「床材に原因がある場合」「床材 以外の部分に問題がある場合」があります。床が「きしむ」「ギイギイ」音がなるなど程度であれば問題ないことが多いのですが、床が「ベコベコ浮いている」「床がポコポコと沈む」などの場合は部分的な補修や修理などではなく床下の躯体からきちんと補強修理を行う必要があります。床鳴りの原因は多岐に渡りますがほとんどの場合は「床下部分の躯体」に以上がある場合と「大工さんの腕が悪くて接合部やきちんと収まっていない」場合がほとんどです。特に最重要問題になってくるのは2×4工法で建てられた家屋などの場合は湿気がこもりやすい構造となっておりますので湿気で床下がカビだらけで床が腐敗してきていたり、シロアリの食害などに気づかずに床に不具合がでているような場合です。要するに原因としてはあげれば「キリ」がないほど様々な原因がございます。ただざっくりですが、大きく分類すると3つの原因となります。
- 床下の躯体や構造的な問題
- 施工した職人さんの技量的な問題
- 水腐れ や シロアリの食害
一番大きな問題になるのは、この3番目にあります。
1-2、床材に問題がある場合(安い量販店の床材など)
やはり建築部材というものは値段があがればあがるほど、耐久性が向上しておりますので安い量販店や大量生産品のキャンペーン部材などで床を貼られている場合については床材である材料がこすれる音で「きしむ」「ミシミシ」聞こえる場合もあったりします。軽微な小さな音が聞こえる場合は「ほとんどの場合は床材と床下の構造躯体があっていない場合に発生致します。ですが、材料を変えたりすれば解決できるので修復や補修も大きな費用にはなりません。
1-3、床材以外の床下躯体側に原因がある場合
床下を見たことがない方はイメージしにくいかと思いますので実際に床が「ベコベコ、ポコポコ沈んだり浮いてきしみ音まででていた床下をお写真でご覧下さい。
上記をご覧頂いた上で「なぜ床に不具合が発生するか」の原因をご理解いただく為に、床下の構造図をご覧下さい。
音がなる原因はいろいろとありますが、ご依頼を頂く内容の大まかな原因パターンを下記に列挙致しました。
- 際根太の感覚が開きすぎている
- 大引きと際根太の間にスキマが開いている(施工不良)
- 根太掛けと際根太がきちんと接合されていない
- 床板と際根太がきちんと接合されていない(施工不良)
- 根太掛けが曲がっている(片側が沈み込んでいるなど)
冒頭でも説明をした通り、原因は大きくわけて3種類となります。
- 床材の問題
- 床下構造の問題
- 水腐れ や シロアリ被害
床材が原因で「床鳴り」や浮いたり沈んだりする場合は床材と床下躯体の間にいれる板を厚く頑丈なものにします。これは少し費用はかかりますが、悪い部分は床だけになりますので大きな問題にならないケースが大きいです。
際根太の上に張られていた床板ですが、みてもらうと分かる通り、厚みも薄く幅も小さいものになる為に床板が下でしなってしまい「きしみ」や場所によっては床が沈んだり、浮いたりしてしまう現象が発生していました。
1-4、自分で補強や補修修理を行う際に気を付けることは?
上記をご覧頂ければわかりますが、床材が薄く幅が狭いことで面で負荷をとらえることができないことと、際根太と際根太の感覚が空きすぎていることが原因となります。
ですので際根太の本数を増やすか12mm合板と組み合わせて際根太と際根太の間に補強根太をいれてあげてから12mm合板を接合していただければ「床鳴り」や床が沈んだり浮いたりする現象とも「さようなら」することが可能となります。
1-5、大引きや根太掛けに原因があった時はどうするの?
家の構造的大引きや根太掛けが床材と接合しないほど沈下していたり、曲がっていたいする場合には「鋼製束」と呼ばれる金属製の束で大引きや根太掛けにジャッキアップの容量で沈み込まないようにしてスキマをなくす作業が必要となります。
間違っても「床材だけ変える」「床下補強をなにもやらない」の状態にはせずにきちんと構造から安全かどうかを判断しましょう。一時的に床鳴りが止まっても2年、3年もしないうちに床鳴りがするようになり工事した費用が無駄になってしまいます。
※最近の新築は際根太の感覚が狭くなっており、かつ床板も12mm合板で分厚く作っていることがほとんどです。設計の状態からそのように組まれているような場合です。もしも現段階で築年数が10年以下なのに床鳴りが発生している場合は「床材の問題」も挙げられますが、床下の躯体構造に大きな問題をかけている場合がございますので、お金はかかりますが経験のる専門家にチェックしてもらうようにしましょう。
2、実際の工事を実例に解説
ここでは実際に工事を行わせて頂いたお客様宅の工事風景を元に解説をさせて頂きます。
今回は下記の工事を東京都で行わせて頂きました。
- 1、床鳴り・沈み込みなど危険な為、1F床の全改修工事
3、工事前の現場状態について
お客様のご自宅は昔の在来工法により建築されたお家になります。床鳴りの原因は際根太の感覚が広いことにくわえて床材自体が薄く幅の狭いものをしようしていることでスキマがあり「きしみ音」やへこみや沈み込みなどが発生していました。耐久性も弱く一部の床板が割れている箇所もあったほどでした。ビフォー写真を見ていきましょう。
4、工事前Before(ビフォー)写真2枚
まずは、お客様から図面と現地を見せてもらって、穴をあけたい場所の確認作業をしていきます。
5、工事中・工事After(アフター)の風景写真 3枚
これで床下の構造補強が全て完了致しました。間違っても「フローリングの重ね張りだけ」「床板を張り替えるだけ」の意味のない工事にはご注意下さいませ。上記のお部屋は完成すると下記のように別のお家になります。
6、DIY補修・修理などの注意
このように、実際は構造的な問題と材料の問題と2つの切り分けが必要となります。ですので、DIYで床を綺麗に張り替える場合には「解体、鋼製束で補強、際根太の補強、12mm合板」という流れであれば20年たってもきしまないきちんとしたDIYができるようになります。
床下の補修・修理などは耐久性や床下の構造などをわかって修理・補修を行わないと見た目が綺麗でも耐久性がなく非常に危険です。また床を解体する場合には構造的に壁も解体しなければならない場合も発生するお家もございます。DIYで工事を行う場合にはしっかりと知識を学んで作業するようにしましょう。
7、床の原因で本当にヤバいのは?家の地盤沈下?
これは冒頭で記述した「水腐れとシロアリ被害」です。あと、これは業者さんはあまり言いませんが、床が傾いている場合にはかなりの高確率で家も傾いている場合があります。これらに該当すると、もう床の修復ですとか補修しましょう!などと言った簡単な問題ではなくなります。家が傾いていれば床を修理しても補修しても床は必ず傾いてきます。ほとんどの場合で原因となっているのは家の地盤が沈下しているかとなります。家の地盤が沈下している場合には地面が傾いておりますから、家の中を一生懸命にいじくってもまったく意味がありません。床が傾いていたり斜めになっていたりして心配な場合にはお気軽にご連絡くださいませ。無料で調査と診断を行わせて頂きます。無料調査のご相談はこちらから>>
8、水腐れとシロアリ被害を放置してはいけません
次にヤバいのは、シロアリです。シロアリまたはシロアリ被害を屋内で一ヶ所でも確認できた場合には家全体のどこかに巣がある状態となりますので、床うんぬんの話ではなくなります。新しい床を入れ替えで作ったとしても数年で食い荒らされてしまいます。シロアリからしたら、新しいエサがきたのとまったく同じことになります。
だからと言って、修繕する部分だけにシロアリの薬剤散布をした場合には、シロアリも薬剤をさけて他の場所へ移動して柱など他の部分を食い荒らします。シロアリ被害が確認できた場合には、これは全体的なシロアリの防除作業をひとまず進めていかないと家屋事態が非常に危険です。
耐久性がなくなった家屋の建材では地震がきた際に持ちこたえることができずに倒壊してしまう確率が非常に高くなります。水腐れもカビの胞子が屋内に飛散しますので健康被害の原因になってしまいますし、家屋の建材を痛めて耐久性が落ちたりしますが、水漏れしている部分や湿気対策を行ってから新しい建材に入れ替え工事を行って補強しておけば問題ありません。
様々な経験やお客様が困っている様子などを拝見している中で本当に危険で、被害金額が大きくなり、直接的な倒壊の可能性などでてきる家屋トラブルとしては「家の傾き・シロアリ被害」この2点が床下の見えない部分の本当に大きな問題となりえる家屋トラブルとなります。床に問題があってシロアリ被害がありそうな場合に無料調査を希望の方はこちらもご覧下さい>>
8、自分で補修や修理ができずお困りの方へ
※(出張見積りは無料です。当店は営業マンがおらず全員が技術職でございます。現地訪問する人間は技術職から工事管理や現場監督・工事の親方などの責任者、店長など現場実務を行う人間が直接訪問しております。売上をあげたいから契約をとにかくとりたい!というような営業マンはおりませんので、技術職目線でメリットやデメリット、施工した後に発生する未来の状態など含めて技術職としてのご提案とお見積書をご案内させて頂いております。
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